新人、学生必見!!『NSAiDS』について

看護

どうもー!
今日は勉強会でした!!
なので、知識のお裾分けです。
僕の復讐もかねてですけど(*´ω`)
僕の病棟は腎臓内科があるのでNSAIDSの話しもしつつ腎障害について話していきます!!
看護師なら覚えてて損もないし、一般の人も知ってていい知識だと思います。

『NSAIDS』とは

痛みを和らげるとき(鎮痛)熱を下げたいとき(解熱)炎症を抑えたいときによく使われている薬です。
具体的な症状としては頭痛、傷の痛み、生理痛、風邪(喉の痛みや熱)、関節炎の時などです!
その際に副作用として胃腸障害腎臓の障害を起こすことがあります。

どんな薬がある??

医療現場でよく使われるのは
・ロキソプロフェン(ロキソニン)
・ジクロフェナク(ボルタレン)
・アスピリン(バファリン)
・インドメタシン(インダシン)
・スルピリン(メチロン)
などですかね。


ちなみに僕の病院では上2つがよく使われています!!
どうでも良い情報ですね(笑)

ドラッグストアで買える薬の中には??
・バファリンA(アスピリン)
・イブ(イブプロフェン)
・ノーシン、新セデス(エテンザミド)
・セデス・ハイ(イソプロピルアンチピリン)     などなど
結構名前が違うだけでいろいろな種類がありますね!!

なんで腎障害が出るの??

NSAIDSは、薬による腎障害(薬剤性腎障害)の原因薬剤として、1,2を争います。
ここからはちょっと医療者向けの話しになります。
NSAIDSはプロスタグランジンという炎症を起こす物質の賛成を抑えることで抗炎症、鎮痛の効果を発揮します。このプロスタグランジンは血管を拡張する作用があります。そのため、産生を阻害してしまうと、血管が収縮します。
炎症を抑えるだけならいいんですけど腎臓の血管まで収縮してしまうんですよね。その結果、腎臓の血液量が減少し、濾過機能が低下してしまい腎臓に障害が起きてしますのです。
そのため、腎臓病の患者には使用ができないんですよね。使用しちゃうとどんどん腎臓に負担がかかってしまいます。
腎機能が正常であればNSAIDSの負担にも負けないです。
鎮痛剤はみなさんもよく飲んでいえうと思うので薬の飲みすぎには気を付けましょうね!!

最後に

今日は珍しく真面目な勉強です!
国家試験にもでるかも?な内容ですので。
復習がてらみてみても良いかもです。
NSAID→プロスタグランジン産生低下→鎮痛、抗炎症 で覚えると良いかも!!
新人さんもなんで腎障害でるの?って聞かれたらこれ思い出したらほめられますよ!!
勉強嫌いな僕の真面目なお話でした!
では、また次回!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました